不動産デューディリジェンス(DD)業務
不動産デューディリジェンス(DD)は日本の銀行がバブルが弾け、不良債権問題で苦しんでいた平成中期頃~に盛んに実施されました。
銀行が日本全国に散らばる不良債権担保不動産の下落していく時価を把握し、当時の主な投資家であった外資系金融機関へバルクセールを行う必要があったからです。
当時は短期賃貸借の濫用など執行妨害が華やかな時代でもありました。
未だリーマンショックの発生する前の時代の出来事です。
当時は未だリーマンブラザーズ証券を知っている人も限られていました。
あの頃、当時はデューディリ(DD)とよく呼ばれていました。
従来からの不動産鑑定評価と比べてムダがなく、合理的です。
現在ではこの問題は日本ではほぼ収束し、聞かれなくなって久しいですが
当時20代半ば~後半の若者であった自分の青春の貴重な時間を費やしたDD業務から得られた価値ある経験は現在も生きています。
ただし、官公庁及び裁判所に提出するのは不動産鑑定士による不動産鑑定評価書になります。
また現在では当社は不動産の調査報告書の作成を行っております。